「じゃぶじゃぶクリーンで洗浄した後も、お湯が臭いのが直らない」という相談を受けることがあります。
そんな方の話を聞くと、ある共通点があります。
それは、翌日に残り湯を使っているということです。
入浴の際にちゃんと体を洗って湯船に入っても、お湯の中に菌類が溶け込みます。
また翌日になると、残り湯に含まれる菌の数は、1000倍以上に増殖するのです。
風呂水の細菌の多くは人と共生関係にあったものですので、病気になる心配はありません。
しかしこのように菌数が増殖した状態で、追い焚きし温め直すときにニオイが発生するのです。
たしかに、残り湯を使うことで水の節約にもなるのですが、衛生面のことを考えるとおすすめしません。
お風呂を使った後は、その都度お湯を捨てることをおすすめします。
どうしても残り湯を使いたいという方は、風呂水ワンダー等の「ふろ水清浄剤」を使用するようにして下さい。ぬめり・ニオイの原因となる雑菌の繁殖を抑制し残り湯を衛生的に保つことが出来ます。